2018年02月08日
コーディルテクノロジー株式会社

ビルに居るのに外出中と表示される場合の改善方法

ビルに居るかどうかは、管理者が設定したビルの緯度・経度・半径による円と、スマートフォンが検出した現在位置の緯度・経度・精度半径による円に重なりがあるかどうかで判断します。

スマートフォンの個体差、周囲のWi-Fiアクセスポイントから推定される位置の誤差、GPS電波の受信状況などによって、実際のスマートフォンの位置が、検出した緯度・経度・精度半径による円の外側になることがあります。すなわち、誤った位置情報を過剰に高い精度とともに検出する場合があります。このような場合に、ビルに居るのに外出中と表示されてしまいます。

以下のいずれかの調整によって改善させることができます。

スマートフォンの精度半径の調整

特定のスマートフォンのみでこの現象が発生する場合に適した改善方法です。スマートフォンが検出する現在位置の最小精度半径を大きくして、ビルの円とスマートフォンの現在位置の円が重なるようにします。

現象が発生するスマートフォンで、Codyl Findアプリのメイン画面左上のハンバーガーメニューアイコン(≡)をタップして設定を選択し、下記の設定変更をしてください。

  • 位置情報設定の精度半径の最小値[m]の行をタップしてください。
  • 精度半径の最小値として、0より大きい値(例:100)を設定して、OKをタップしてください。

ビルの半径の調整

不特定のスマートフォンでこの現象が発生する場合に適した改善方法です。ビルの半径を大きくして、ビルの円とスマートフォンの現在位置の円が重なるようにします。

Codyl Findに管理者でログインして、管理タブからビルを選んで、半径に大きい値(例:200)を設定してください。単位はメートル(m)です。